- FlexiSpotのE7とE8の違いは?
- どっちがおすすめ?
正しい座り姿勢をつくることができ、立って作業することもできることから、デスクワークのお供として人気を高めているFlexiSpot。
なかでも、一番人気のE7と、見た目が丸っこいE8はよく比較される商品です。
しかし、この2つの商品、具体的にどう違うのでしょうか?
人によっては「E7が下位モデルで、E8が新しい上位モデル?」そんなふうに思ってしまうのも仕方がないと思います。
そこで、この記事では、FlexiSpotのE7とE8を比較して、2つの違いを解説していこうと思います。
この記事を見れば、「E7とE8のどっちが自分に合うかどうか」がわかるはずです。
【まずは結論】基本はE7でOK、脚フレームの丸みが最大の違い。
まずは結論ですが、E7とE8の一番大きな違いは、脚フレームの丸みがあるかどうかになります。その他、基本的な性能はほとんど変わりません。
ですから、この丸みに価値を感じる方だけはE8を買って、それ以外の方はE7で全く問題ないです。
ちなみに、E7は個人的にFlexiSpotの中で最もコスパがよく、満足度の高い商品だと思っているので、あまりデスクにこだわりがないという方はE7を買うといいでしょう。
ではE8はどんな人におすすめなのでしょうか?
まずは、丸みのあるフレームのメリットについてみてみましょう。
- インテリアと合わせやすい
- ロボ感、オフィス感があまりない
- フレームに足をぶつけても痛くない
- お子さんがいる家庭でも怪我のリスクが少ない
E8はE7よりも前後から見た時の脚が細く、さらに楕円形のため細見えしやすいです。ちなみに横からだとE8の方が太いのですが、丸みがあってE7のようにがっちりしてないので、やはり部屋に溶け込みやすいです。
これが一番の特徴なので、上記のメリットに魅力を感じる方は、E8がおすすめです。
次のメリットは素材の強度がアップしている点です。
E8の脚フレームはSPCCスチールという自動車にも使われる素材を使用しているので、E7よりも耐久性がアップしているようです。E7Hにも同じく使われている素材ですね。
ただ、これに関しては実用上の大きな違いを感じるレベルではありません。
人によっては、「安定感がある」「モーター音がE7より静か」と感じる人がいるようですが、劇的な変化はないでしょう。
最後に、価格差は8,800円になります。
見た目の良さに魅力を感じるようでしたら、E8にするのもアリだと思います。(私個人的にもE8の方が好みです。)
こちらの記事では、FlexiSpotのモデルを比較し、それぞれの違いと選び方を解説しています。気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
【FlexiSpot 徹底比較】実際に使っている私が各モデルの違いと選び方を解説します見た目を比較
まずは両モデルの脚フレームを比較していこうと思います。こちらの写真をみてください。
左がE7で、右がE8になります。
これをみると違いがよくわかりますが、E7の方が脚の太さが強調されていて、ちょっと野暮ったさがあると思います。
一方でE8は脚が細く見えますし、背景に溶け込んで見えますよね。陰影もあり奥行きが感じられますよね。
実際の脚のサイズを確認してみましょう。
まず、前後から見ると、E7よりもE8の方が12〜18mm細いことがわかります。
わずかな違いと思われるかもしれませんが、実際に見てみるとスリムが全く違います。
角がない分、E8の方が気持ち足元に余裕ができると思います。圧迫感が減る感じですね。
逆に、横から見ると、E8の方が15〜21mm太いんですよね。
ご自身のインテリアにおいて、これをどう捉えるかですね。
最後にフレーム最下部の足については、E8の方が30mm短いです。
この違いは足回りのスペースに大きく関係しそうですよね。
特に天板を60cmにしようと思っている方は、足部分ができるだけはみ出ない方が見た目的にいいですよね。
以上が脚の比較になります。
もちろんデザインに関しては好みの問題になるとは思うので、E7の見た目が好きな方はスルーしていただいて大丈夫です!
ただ個人的には、E7はロボ感があるというか、よりオフィスライクな感じがしました。
一方で、E8はどんなインテリアにも合うと思いますし、なんなら脚の存在感もあまり感じさせません。
他にも、E8にすることで、フレームに自分の足をぶつけたときの怪我のリスクが減るというメリットも少なからずあると思います。特にお子さんがいるような家庭では、角のある家具は心配ですよね。そのような方にもE8はおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
昇降範囲を比較
次に、昇降範囲を比べてみましょう。
- E7・・・58〜123cm(+純正天板ならデスク上まで60.5〜125.5cm)
- E8・・・60〜125cm(+純正天板ならデスク上まで62.5〜127.5cm)
昇降範囲には2cmの違いがあることがわかりました。
小柄な方、女性が使う、お子さん用に買うといったケースでは、「少しでも下げれた方がいい」と思うかもしれませんね。そのような場合はE7の方がいいでしょう。
逆に、上のスタンディングポジションはどちらも十分にあると思いますので、考慮する必要はありません。
「2cmだったら、あまり変わらないんじゃない?」と思うかもしれませんが、実はキャスターをつけると意外と高くなるので、後から後悔することのないように確認しておきましょう。
- E7・・・64〜129cm(+純正天板ならデスク上まで66.5〜131.5cm)
- E8・・・66〜131cm(+純正天板ならデスク上まで68.5〜133.5cm)
このように、キャスターをつけることで大きく昇降範囲が変わってしまいます。
ちなみに私はキャスター推進派です。FlexiSpotは信じられないくらい重く、本体と天板だけで50kg超えは当たり前、それにデスク上の機材がのしかかってきます。
ちょっとデスク裏を掃除したいとか、部屋のレイアウトを変更したいとかいうときに必ずキャスターに感謝するときがくるはずです。純正のものが3,300円を安いので、ぜひ検討してみてください。
もしあなたもキャスターをつけたいというのであれば、2cmの昇降範囲の違いは見逃せないですよね。
特に小柄な方にとって、天板込みで実質66.5cmまで下げられるか、68.5cmまで下げられるかというのは大きく違います。
以下に、身長別の理想的なデスクの高さをまとめました。
身長 | 座面の高さ | 机の高さ |
---|---|---|
169 – 167cm | 42cm | 70cm |
166cm | 42cm | 69cm |
165cm | 41cm | 69cm |
164 – 162cm | 41cm | 68cm |
161 – 160cm | 40cm | 67cm |
159 – 158cm | 40cm | 66cm |
157 – 155cm | 39cm | 65cm |
154cm | 39cm | 64cm |
153cm | 38cm | 64cm |
152 – 150cm | 38cm | 63cm |
66cmは身長約158cmまで、68cmは162cmまで対応しているということになりますね。
特に小柄の人でなくともデスクの高さを165cmで使っているという人もいますから、E7にするかE8にするかは自分の好みや体格を考えて決めるといいでしょう。
「小柄だけど、どうしてもE8がいい」という方は、キャスターの代用としてカグスベールという商品があります。FlexiSpotの足裏につけることで、床の上を滑りやすくするというものです。
カグスベールは厚さ7mmなので、昇降範囲を大きく変えることなく、デスクの移動を楽にすることができますよ。
それでも重いのには変わりないのですが、妥協案としていいのではないでしょうか?
重量を比較
E7とE8では重量が少し違います。
- E7・・・約32.1kg
- E8・・・約32.7kg
とはいえ、大きな違いではないので、考慮する必要はないと思います。
タッチパネルを比較
E7とE8は、タッチパネルにひとつだけ違う点があります。
E7にはないのですが、E8には右端にUSBハブ(Type-A)があり、デスク上でスマートフォンなどを充電できるようになっています。
ただ、個人的にはいらない機能ですね。非純正のハブにつなぐことによる故障のリスクを考えると、高額なスマホに使うのは怖いです。
あと、ハブがあることで見た目もちょっと悪くなった感があります。
価格を比較
E7とE8には、無視できない価格差があります。
- E7・・・57,200円
- E8・・・66,000円
定価で8,800円の違いは結構大きいですよね。その分のお金を天板にかけてもいいかもしれませんね。
とはいえ、長く使うという視点で考えるなら、気に入った脚フレームを購入する方がいい気もします。
価格とご自身の好みを天秤にかけて、E7とE8を決めていきましょう。
一般的に言うと、大半の方がE7を選ぶようですが、E8を好む方も一定数いるようでした。
ちなみに、E7の方は公式サイトにて年に何回かセールされており、タイミングが良ければ30%オフで買えることもあります。
E8に関しても、タイミングが良ければ20%オフになっています。
年末年始や引っ越しシーズン、入学入社シーズンは特に注意してみてみてください。
価格推移とキャンペーン、クーポンについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、よかったら参考にしてくださいね。
【FlexiSpot E7】メリット・デメリットなど気になるポイントを徹底解説! 【FlexiSpot E8】メリット・デメリットを解説!本音の評価とおすすめポイント