- FlexiSpotが気になるけど、どれを選んだらいいか分からない…
- 似たようなモデルがたくさんあって、違いがよく分からない
- 私に合うおすすめモデルを教えて!
スタンディングポジションで作業ができ、座り位置も調整できるFlexiSpotは、デスクワーク時の体への負担を減らすアイテムとして注目を浴びていますよね。
SNSなどで昇降デスクの存在を知り、FlexiSpotに辿り着いたという方は多いのではないでしょうか?
いろんな人がおすすめをしていて確かに気になりますが、いざ公式HPを見てみると知らない単語がズラリ…。
「見た目は全部そっくり、でも名前が違う。これ、何が違うんだろう?」と思った方は多いと思います。
そこで、この記事ではFlexiSpotを買ってみたいと考えている人のために、全モデルを比較し、違いと選び方を解説したいと思います。
この記事を読めば、自分にあったモデルが必ず見つかるはずです。
【まずは結論】FlexiSpotのモデル比較とおすすめの選び方
FlexiSpotのモデル比較表をつくりました。手動昇降や明らかに需要の少ないモデルはのぞいていますが、多くの人が検討するであろうモデルはすべてまとめています。
まずはこちらをみてください。
FlexiSpot | E7 | E8 | E7 Pro | E7H | E7L | EF1 | E9 | EG8 · EW8 | EJ2 2.0 | UD4W | E9 Pro | Q8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
モデル | ||||||||||||
脚フレームの形 | エの字 | エの字 | コの字 | コの字 | エの字(L字天板) | エの字 | コの字 | コの字 | エの字 | コの字 | コの字 | コの字 |
モータータイプ | デュアルモーター | デュアルモーター | デュアルモーター | デュアルモーター | デュアルモーター | デュアルモーター | デュアルモーター | |||||
昇降範囲 | 60~125cm | 60~125cm | 63.5~128.5cm | 61~125cm | ||||||||
耐荷重 | 100kg | 100kg | 100kg | |||||||||
対応天板サイズ | 幅:120~200cm 奥:60~80cm | 幅:120~200cm 奥:60~80cm | 幅:120~200cm 奥:60~80cm | 幅:120-200cm 奥:60-80cm | 幅:140~200cm 奥(左):90~110cm 奥(右):60~80cm | 幅:100~160cm 奥:50~80cm | 幅:120~200cm 奥:60~80cm | 140.4 × 70.4 × 1.6cm | ||||
機能 | メモリ・ロック・障害物検知 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 | USB・メモリ・ロック・障害物検知 | メモリ・ロック・障害物検知 | |||||
重量 | 約32.1kg | 約32.7kg | 約33.6kg | 約34.9kg | 約32.8kg | 約35.9kg | 約38.6kg | 約28.4kg | 約46.1kg | 35.4kg | 約34kg | |
定価 | 57,200円 | 66,000円 | 61,600円 | 63,800円 | 77,000円 | 30,800円 | 39,600円 | 46,750円 | 53,900円 | 55,000円 | 69,800円 | |
特徴ひとこと | インテリアに合う | 唯一無二のL字型 | 全体的に物足りない | スペック不足 | ガラス天板あり | コスパが悪い | 大容量引き出しつき | コスパが悪い | コスパが悪い | |||
おすすめ度 | ||||||||||||
商品ページ | 公式サイト Amazon 楽天 ≫ E7の解説記事 | 公式サイト Amazon 楽天 ≫ E8の解説記事 | 公式サイト ≫ E7 Proの解説記事 | 公式サイト Amazon 楽天 | 公式サイト 楽天 | 公式サイト Amazon 楽天 ≫ EF1の解説記事 | 公式サイト | 公式サイト Amazon 楽天 | 公式サイト Amazon 楽天 | 公式サイト 楽天 | 公式サイト 楽天 | 公式サイト |
いろいろ書いてあり分かりづらいかと思いますが、FlexiSpotはたったの3ステップで選ぶことができます。
- まず昇降範囲を決める
- 次に脚フレームの形を決める
- 最後にデザインや機能性、価格で決める
ひとつずつ見ていきましょう。
チェックするポイントが多いFlexiSpotですが、最も大事なのは昇降範囲になります。
低く下がれば下がるほどいいですし、高く上がれば上がるほどいいと考えてください。
特に170cm以下の方、小柄の方、女性の方は要注意。必ず65cm以下まで下げられるデスクを選びましょう。
「昇降デスクは立って作業できさえすればいい」と思っている人は多いですが、実は最適な座り位置に調整できることも大きなメリット。特に身長の低い人にとって、日本標準の70〜72cm高のデスクは高すぎて体に負担がかかることが多いです。
自分の身長に合う昇降範囲を知りたい方は、こちらの対応表をみてください。
身長 | 座面の高さ | 机の高さ |
---|---|---|
169 – 167cm | 42cm | 70cm |
166cm | 42cm | 69cm |
165cm | 41cm | 69cm |
164 – 162cm | 41cm | 68cm |
161 – 160cm | 40cm | 67cm |
159 – 158cm | 40cm | 66cm |
157 – 155cm | 39cm | 65cm |
154cm | 39cm | 64cm |
153cm | 38cm | 64cm |
152 – 150cm | 38cm | 63cm |
ここで注意しなければならないのは、天板の厚みが加わることです。使用する天板は厚さ2cm以上必要となっています。
純正天板(メラミン化粧板)であれば2.5cm加わります。木材天板を買う場合は、反りを避けるために3cmのものを買うことになるかもしれません。
必ず下げられる最低の高さ+天板の厚みを計算し、自分の身長と合わせてモデルを選ぶようにしましょう。
昇降範囲で絞ったあとは、次に脚フレームの形に注目してみてください。
エの字型のE7とE8、コの字型のE7 ProとE7H、L字天板対応のE7Lに分けられます。
エの字型の特徴は、耐久性と安定性に優れ、揺れが少ないこと。迷ったらコレを選びましょう。デメリットは、自分の足がフレームに当たりやすいことです。
コの字型は足元のスペースが広くとれます。また、デスク裏に通るビームというフレームパーツが、太ももや膝に当たることもありません。しかし、前後の揺れに弱いのがデメリット。PC画面の揺れに厳しい人はやめておいた方が吉です。
L字天板はひとり用デスクスペースが広くとれます。一方で、二人で使うことは難しいでしょう。
最後に、決め手になるデザインや機能性、価格を確認します。
エの字型に決めた方は、E7かE8のどちらかを選ぶことになると思います。
E7は脚フレームが四角で、少しゴツめの印象です。デザインとしてはオフィスライクになります。コスパは個人的にFlexiSpot最強で、満足する可能性が最も高いと思います。特にこだわりがなければE7をおすすめします。
【FlexiSpot E7】メリット・デメリットなど気になるポイントを徹底解説!E8は脚フレームが楕円形になっているため前から見るとスリムで、優しく柔らかい印象です。オフィス感は抑えられ、どんなインテリアにも馴染みやすいです。また、丸みがあるおかげで自分の足がぶつかったときも怪我のリスクが少ないです。お子さんがいる家庭では嬉しいポイントですよね。私はE8を買いました。
【FlexiSpot E8】メリット・デメリットを解説!本音の評価とおすすめポイントコの字型に決めた方は、E7 ProかE7Hのどちらかを選ぶことになると思います。
E7 ProはFlexiSpotの中で、足元スペースが最も広いモデルです。PCや印刷機器、引き出しなどをデスク下に置きたい場合はこちらを選ぶといいでしょう。一方で、耐荷重が少し低めなのがデメリット。支柱フレームが最奥にあるため前後の揺れに弱く、スタンディングポジションでの安定性に欠けるのが残念です。
FlexiSpot E7 Proのメリット・デメリットをわかりやすく解説。Proだからって優れているわけでもない。E7HはFlexiSpotの最新モデルで、E7 Proほどではないものの、同様に支柱フレームが奥に設置されています。足元のスペースは十分に広く、またE7 Proの弱点であった耐荷重を克服しています。安定性が向上したE7 Proといったところでしょうか。一方で、昇降範囲が下に少し狭いのがデメリットとなっています。
個人的な選び方と条件
私がFlexiSpotを選んだときの条件をご紹介します。
「せっかくFlexiSpotで買うなら…」という視点で選んだので、参考になるかと思います。
- デュアルモーター(静かで安定)
- 60cm台まで下がる昇降範囲(小柄のため)
- 天板サイズ160cm以上(2人で並んで使うため)
- エの字型(安定性を重視)
- ロック機能
まず、昇降時の音が静かな方がよかったのと、安定性を考えてデュアルモーターを条件としました。
次に、私自身、身長が低いので60cm台まで下がるデスクを探していました。FlexiSpotの最大の強みはここですので、「身長が高い方は正直国内メーカーやIKEAのものでもいいのでは?」と思っています。
天板サイズは160cm以上に対応しているものを条件としました。私とパートナーはどちらも在宅ワーカーで、並んで仕事をすることを前提としてデスクを探していたためです。
そして、FlexiSpotにはフレームがエの字型とコの字型の2種類あります。私は足元のスペースよりも安定性、揺れの少なさを重視したのでエの字型を選択しました。
最後に、昇降操作をロックする機能を必須条件としました。
この条件に当てはまるのは、E7かE8のみになります。私は脚フレームの丸みとスリムさが気に入ったので、E8を選びました。
E7と素材がちがい、昇降時により静かで、耐久性もこちらの方が高いです。E8を検討している方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
【FlexiSpot E8】メリット・デメリットを解説!本音の評価とおすすめポイントそもそもFlexiSpotってどんな会社?【忖度なしで評価】
FlexiSpotはアメリカや中国に拠点をもつ、従業員数1500人以上の大企業です。工場は中国とベトナムにあり、アジアや北アメリカ、ヨーロッパを中心にオフィス用品を販売しています。
日本には埼玉県に本社兼物流センターがあり、国内配送ができるよう仕組みが整っています。
代表取締役は斉 冰白という中国人の方です。サポート窓口には日本人も少しはいるようですが、多くの場合外国人が対応することになります。
このため、サポートで意思疎通が難しい場面が多々あり、顧客満足度を下げている印象があります。
コツは、「諦めずに要望を伝え続けること」です。海外の会社なので、ある程度ズケズケとしつこくいかないと無視されて終わってしまいます。私たち日本人には疲れてしまいますね…。
しかし、うまくこちらの要望を伝えることができれば(あるいは運良く日本人スタッフにあたれば)、保証対応、製品や部品の交換に応じてくれます。何か不具合があったときは根気よく粘ってみてください。
商品自体はとてもコスパのいいものなので安心ですが、サポートだけ注意が必要ですね。
FlexiSpotという会社については、詳しくこちらの記事に書いているので、興味があれば読んでみてください。
FlexiSpotは怪しい?どこの国の会社?レビューはサクラばかり?揺れる?すぐ壊れる?モーターの数は重要?
FlexiSpotにはシングルモーターとデュアルモーターのモデルがあります。その名の通り、モーターが1つか2つかという違いがあります。
FlexiSpotのモデルを選ぶ上で、このモーターの数は大事なのでしょうか?
答えは「そこまで重要ではないが、デュアルモーターの方が優れている」です。
デュアルモーターにはこのようなメリットがあります。
- 昇降音が静か
- 耐久性が高い
- 昇降時に安定する
- 耐荷重が高い傾向にある
この中で一番違いがわかりやすいのは、「昇降時の音の静かさ」です。
お子さんが隣の部屋や近くで寝ている中で作業することがある場合や、お隣さんへの配慮をしたい場合はデュアルモーターを選びましょう。
また、2つのモーターで昇降するので、当然耐久性も高くなります。モーターひとつ当たりにかかる負担が減りますからね。
しかし、それでも保証期間である5年は持つ設計になっていますし、違いの感じにくいポイントではあります。
そして、若干ですが昇降時の安定にも繋がります。デスク上には繊細なものやドリンクなど置くことになりますから、安定性は高ければ高い方がいいですね。
また、デュアルモーターを搭載したモデルの方が、結果的に耐荷重が高い傾向にあります。耐荷重も高くて困ることはありませんから、デュアルモーターモデルの方がいいということになります。
昇降範囲はどう選ぶ?
FlexiSpotを選ぶ上で、昇降範囲は一番大事なポイントになります。
昇降範囲が自分に合わないモデルを買ってしまうと、メリットは半減してしまいます。
FlexiSpotは高価なものなので、気軽に買い直しはできません。また、とても重たい商品なので処分も大変です。
ここを間違えると後悔する可能性が高いので、一緒に慎重に選んでいきましょう。
とはいえ、「昇降デスクって立って作業できればいいんじゃないの?」と思う方もいると思います。「どこまで高く上げられるかが大事」という考え方ですね。
しかし実際には、「どこまで下げられるか」、つまり座り位置を調整できることも昇降デスクのメリットになります。
一般的に日本のデスクは70〜72cmの高さになっています。しかし、これは身長170cm未満の多くの日本人にとっては高すぎます。
足裏を床につけて、膝と肘を90度にした状態が最適な姿勢になりますが、小柄な方や女性では難しいかと思います。
もしあなたが身長170cm未満であれば、必ず65cm以下に下げられる昇降デスクを選ぶようにしましょう。
自分に合った高さが分からないという方は、こちらの表を参考にしてください。
身長 | 座面の高さ | 机の高さ |
---|---|---|
169 – 167cm | 42cm | 70cm |
166cm | 42cm | 69cm |
165cm | 41cm | 69cm |
164 – 162cm | 41cm | 68cm |
161 – 160cm | 40cm | 67cm |
159 – 158cm | 40cm | 66cm |
157 – 155cm | 39cm | 65cm |
154cm | 39cm | 64cm |
153cm | 38cm | 64cm |
152 – 150cm | 38cm | 63cm |
オフィスコムというサイトを参考に、各身長に適切な椅子と机の高さをまとめました。
また、デスクの高さを考えるときは、天板の厚みを考慮するようにしましょう。
FlexiSpotは全モデルで天板に2cm以上の厚みが必要になります。
純正天板を買う際は、メラミン化粧板の場合、厚みが2.5cm加わります。木材天板などをDIYして取り付ける場合は、木の反りを避けるために厚さ3cmを選ぶ方も多いかと思います。
各モデルの昇降範囲に自分が買う予定の天板の厚みを合わせて確認しておくようにしましょう。
耐荷重ならどれを選ぶ?
FlexiSpotはモデルによって耐荷重がさまざまですが、基本的にどれを選んでも十分な性能になっています。
IKEAや国内メーカーなどはほとんどの製品が耐荷重70kgとなっています。
一方で、FlexiSpotはどれを選んでも70kg以上。E7などの上位機種を選べば125kgと、かなり高い性能を誇っています。
強いていえば、耐荷重が高いと安定性や耐久性も高いということを意味するので、できるだけ高いモデルを選ぶといいでしょう。
対応天板サイズで比較すると?
FlexiSpotの対応天板サイズは、どのモデルも申し分ありません。
幅100cm〜 × 奥行き50cm〜に対応しているEF1は、コンパクトな昇降デスクを探している人にぴったりです。最大なら160×80cmの天板も使えるので、用途が変わったとしても使い続けられるようになっています。
E7、E7 Proなどの上位機種は幅120〜200cmと、かなり大型のものを取り付けられます。トリプルディスプレイで作業する方や、趣味の道具を広げたい方、2人並んで作業したい方でも使えるようになっています。
どちらを選んでも後悔することはないと思いますよ。
機能の違いを比較
FlexiSpotの電動昇降デスクには、全モデルについている機能と、モデルによってはついていない機能があります。
- メモリ機能
- 障害物検知
昇降ボタン、高さを記憶するボタン、障害物を検知して自動で止まる機能は全モデルについています。
- ロック機能
- USBポート
- ワイヤレス充電機能
一方で、操作をロックする機能、充電用USBポートやワイヤレス充電機能はモデルによってはついていません。
このうち、充電機能はなくても構わない機能です。そもそも純正以外の充電ポートを使うのは故障の原因になりうるので使わない方がいいと思います。E7にはUSBポートがついていないですが、全く気にしないで大丈夫です。
次に、ロック機能ですが、これはあった方がいい機能になります。
何かの拍子に体が当たって誤作動したり、子供が勝手に触って事故につながるケースを避けるためです。
この点、EF1にはロック機能がついておらず、個人的にはデメリットだと思っています。
リモコンを少し奥に設置すれば問題は改善できるのですが、そもそも誰が触っても動かなくなるようにロックできる機能は必要だと感じます。特にお子さんがいる家庭では、ロック機能は必須になりますね。
本体重量を比較
FlexiSpotはほとんど全てのモデルが同じような重量になっているので、選ぶときに気にすることではないと考えています。
唯一、EF1は約19.6kgと移動させやすい重量になっています。
とはいえ、FlexiSpotを重量で決める、というのは絶対におすすめできません。
【まずは結論】で話したように、機能面から決めていくようにしましょう。
価格やコスパは?
FlexiSpotは市場の中では中価格帯になりますが、それでも高価な買い物になります。
公式HPをみて、「できるだけ安い電動昇降デスクからはじめたい…」と思う方もいるかもしれませんね。
しかし、価格から決めていくのはおすすめしません。
FlexiSpotを選ぶ上で、絶対に無視できない重要なポイントがあるからです。やはり機能から決めていきましょう。
FlexiSpotで最もコスパがいいのはE7です。コの字型にこだわるならE7 Proでしょう。
これらの価格をみて予算オーバーなら、別のメーカーを探した方がいいかもしれません。
例えば、EF1を買おうとしているなら、国内メーカーの山善、FlexiSpotのサブブランドであるSANODESK、低価格帯のFEZIBO、Sunon、Bauhutteを検討するのもいいと思います。
それくらい、基本的にFlexiSpotを買うならE7など上位機種を買うべきと言いきれます。
低価格帯の電動昇降デスクを探しているなら…
個人的には「安いから」という理由でFlexiSpotのEF1を買うのはおすすめしません。
なぜなら、EF1を買うくらいならコスパ・性能的に別のメーカーでもいいからです。特にFlexiSpotでなければならない理由がなくなってしまいます。
ここでは、EF1の代わりとなる電動昇降デスクを紹介します。
国内メーカーの山善は天板つきでAmazonで2万円台と安価な昇降デスクを販売しています。国内メーカーなので、サポートもしっかりしていますし、FlexiSpotのようにコミュニケーションがうまくいかないということはありません。昇降範囲は71〜116cm、耐荷重は60kgとFlexiSpot EF1に変わらない性能です。
SANODESKはFlexiSpotの低価格帯サブブランドです。FlexiSpot同様、5年間の保証が付いているのがポイント。Amazonでは天板つきで1万円台で売られています(激安)。昇降範囲72-117cm、耐荷重は60kgです。
FEZIBOは低価格帯で大人気の昇降デスクメーカー。こちらは3段脚のため、昇降範囲が59cm〜123cmとかなり広く、耐荷重120kgとFlexiSpotを脅かす存在です。このスペックでAmazonでは3万を切っています。
こちらはFEZIBOの天板つきで販売されている商品です。Amazonでは幅140cm、昇降範囲72cm〜117cm、耐荷重79kgで2万円台で販売されています。
Sunonも日本で人気の中国メーカーのひとつです。昇降範囲72-122cm、耐荷重80kgでAmazonでは2万円台で販売されています。
Bauhutteはゲームに使える電動昇降デスクとしてこちらの商品を販売しています。昇降範囲は50~101cmとかなり低くまで下がるので、ソファに座ったり、寝そべりながら動画視聴やゲームができます。スタンディングポジションはやや低め。長時間の立ち姿勢はストレスフルになるでしょう。2万円台と試しやすい価格もGood。
FlexiSpotを最安値で買うには?
FlexiSpotは5万円を超える買い物になりますから、できるだけ安く買いたいですよね。
ここでは、FlexiSpotを安く買うための方法をいくつかご紹介します。
1つ目は、無料会員登録をすることで、毎月11日に11%OFFになる会員クーポンをもらうという方法です。安くなる時期がはっきりとわかるので、買うタイミングを選びやすいです。
2つ目はセール・キャンペーンを利用する方法です。
Amazonでは11月〜6月にかけて、ほぼ毎月どこかのタイミングでE7とE8が25%OFFになっています。ちなみにE7Hは新商品なので15%OFFまでしか下がりません。月の始め、中頃、終わりと、タイミングが月によってばらけているのがネックです。
公式サイトでも、年末年始(11月〜1月)、入学・入社シーズン(3月〜4月)に大型セールが行われます。割引率はモデルによって違い、15〜30%OFFになります。また、このセール期間中に数時間限定の35%OFFタイムセールが行われることもあります。タイミングは限られますが、セール最安値は間違いなく公式サイトです。
3つ目はポイントサイトを利用する方法で、おすすめは楽天リーベイツです。楽天リーベイツを経由して公式サイトで購入するだけで、いつでも4.5%の楽天ポイントがもらえます。もらったポイントは楽天市場や全国各地の店舗で使えますよ。
これら全ての方法を合わせて使うというのもいいと思います。公式サイトのセール中に、楽天リーベイツを経由して、会員クーポンを使うというやり方ですね。ぜひ参考にしてみてください。
FlexiSpotおすすめランキング【忖度なしの辛口評価】
FlexiSpotの全モデルをランキング形式で紹介します。(11位以降は省略しています。)
FlexiSpot | 総合評価 | 定価 | コスパ | 揺れ | 対応する体格 | 静音性 | 耐久性 | 機能性 | 対応天板の範囲 | 本体の重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 E7 | 57,200円 公式サイトAmazon楽天 ≫ E7の解説記事 | 普通 | ||||||||
2位 E8 | 66,000円 公式サイトAmazon楽天 ≫ E8の解説記事 | 普通 | ||||||||
3位 E7 Pro | 61,600円 公式サイト ≫ E7 Proの解説記事 | 普通 | 普通 | |||||||
4位 E7H | 63,800円 公式サイトAmazon楽天 | 普通 | 少し小柄〜大柄 | 普通 | ||||||
5位 E7L | 77,000円 公式サイト楽天 | 普通 | ||||||||
6位 EF1 | 30,800円 公式サイトAmazon楽天 ≫ EF1の解説記事 | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | |||||
7位 E9 | 39,600円 公式サイト | 普通 | 普通 | 普通 | ||||||
8位 EG8 · EW8 | 46,750円 公式サイトAmazon楽天 | 普通 | 普通 | 普通 | ||||||
9位 EJ2 2.0 | 53,900円 公式サイトAmazon楽天 | 普通 | 普通 | |||||||
10位 UD4W | 55,000円 公式サイト楽天 | 普通 | 普通 |
総括すると、FlexiSpot E7がもっともコスパが良く、多くの人を満足させる商品という結果となりました。
E7でも性能的に十分ですが、より強度や静音性、楕円形の脚フレームを求めるならE8を選んでください。
足元のスペースを重視する方、デスク下に引き出しなどを置きたい方、デスクの奥側にスピーカーなどの重い機械をたくさん置きたい方は、コの字型のE7 ProやE7Hを選んでください。それぞれ耐荷重と昇降範囲が違うので、比較して自分に合うモデルを選びましょう。
L字天板に魅力を感じる方はE7L一択です。これほどの性能をもつL字型昇降デスクは見つけられないでしょう。
EF1は、小柄〜普通体型の方にはおすすめしないモデルです。しかし、体格が合えば天板を変えられる安い昇降デスクを探している人のニーズに合うでしょう。小柄の方で3万円以下で探しているのであれば、EF1ではなくAmazonで他の中国メーカーのものを買った方がいいでしょう。
1位:FlexiSpot E7
FlexiSpot E7は一番コストパフォーマンスに優れた昇降デスクです。
デュアルモーター搭載のため動作はとてもスムーズ。夜に窓を開けっぱなしでも使えるくらいの静かさで昇降してくれます。
昇降範囲はかなり広く、58〜123cmとどのような体格の人でも問題なく使えます。
耐荷重は125kgと十分すぎるくらいあり、安定性も抜群です。
どの点を取っても優れているため、こだわりがない場合は基本的にE7を買うといいでしょう。
【FlexiSpot E7】メリット・デメリットなど気になるポイントを徹底解説!2位:FlexiSpot E8
FlexiSpot E8は、E7からさらに素材が進化して、強度とデザイン性がアップしたモデルになっています。
SPCCという自動車にも使われる鋼材を使っているため、耐久性が高く、また昇降時の静音性も上がっています。
そして、脚フレームが楕円形につくられており、インテリアと馴染みやすいのもポイント。
自分の足をフレームにぶつけても怪我のリスクが少ないのも特徴で、特にお子さんのいる家庭などでは好まれるモデルです。
【FlexiSpot E8】メリット・デメリットを解説!本音の評価とおすすめポイント3位:FlexiSpot E7 Pro
FlexiSpot
FlexiSpot E7 Proは脚フレームがコの字型になっており、足元に広いスペースをつくることができます。
引き出しやPCなどを足元に置く方にとって、非常に便利なデスクになるでしょう。
また、天板裏に沿っている支柱フレームが後ろ側に設置されているため、自分の膝や太ももに当たる心配もありません。
唯一の欠点は、コの字型ゆえに前後の揺れに弱く、スタンディング状態で特に画面の揺れを感じやすいところです。
FlexiSpot E7 Proのメリット・デメリットをわかりやすく解説。Proだからって優れているわけでもない。4位:FlexiSpot E7H
FlexiSpot E7Hは、E7 Proと同様、コの字型の昇降デスクになります。
しかし、E7 Proほど支柱が後ろに下がっていないため、足元は広く、そして安定性も兼ね備えているデスクになります。
耐荷重は脅威の160kg。音楽をされる方など、PCだけでなくスピーカーのような重たい機器を奥側にいくつも設置する場合は、E7Hのメリットを最大限活かせるでしょう。
一方で、昇降範囲が63.5cm〜となっているため、小柄の人は注意が必要です。
5位:FlexiSpot E7L
FlexiSpot E7LはL字天板をつけられる唯一無二のモデルになります。
印刷機など、PC横に置くものが常に決まっているという方は、シェルフを置く代わりにE7Lを使うのもありです。
デスク上のものを手に取りやすく、また、複数ディスプレイでも作業しやすい環境をつくることができます。
L字天板がつかえる昇降デスクはかなりレアなので、こちらが好みの方はE7L一択といっていいでしょう。
6位:FlexiSpot EF1
FlexiSpot EF1は、低価格帯の電動昇降デスクです。
この価格帯には珍しく天板を自由につけられるタイプになっています。
対応できる天板は幅100〜160cmと、ひとり用には十分なレベルです。
一方で、いくつかの気になる点もあります。
- シングルモーターであること→昇降時の音、安定性、耐久性に影響
- 昇降範囲が71cm〜と下に狭い
- 幅160cm天板に対応しているわりに、耐荷重が70kg
- リモコンのロックができない
これらのことから、無理にFlexiSpotで買わなくてもいいモデルではあります。
とはいえ、天板を変えられるのは大きなメリットですから、上記のポイントが気にならなければ大丈夫かと思います。
FlexiSpot EF1のメリット・デメリットをわかりやすく解説7位:FlexiSpot E9
FlexiSpot
FlexiSpot E9は天板備え付けモデルになります。組み立てが簡単というメリットがあります。
しかし、いくつかの注意点があります。
- シングルモーターであること→昇降時の音、安定性、耐久性に影響
- 昇降範囲が73cm〜と下に狭い
- 耐荷重が50kgと、他のメーカーと比べても低すぎる
- リモコンのロックができない
以上の点から、積極的におすすめしない商品になります。
8位:FlexiSpot EG8・EW8
FlexiSpot EG8は、天板備え付けのモデルになります。組み立てが簡単というメリットがあります。
ガラス天板を選択することができるという特徴をもっています。
一方で、いくつかの注意点があります。
- シングルモーターであること→昇降時の音、安定性、耐久性に影響
- 昇降範囲が72cm〜と下に狭い
- 耐荷重が50kgと、他のメーカーと比べても低すぎる
- リモコンのロックができない
これらのデメリットに加え、定価46,750円と性能に対して価格が高いというデメリットもあります。
よって、あまりおすすめできないモデルになります。
9位:FlexiSpot EJ2 2.0
FlexiSpot EJ2 2.0は、デュアルモーターのため昇降が静かで速いというメリットがあります。
対応天板サイズは200cmまでと、かなり幅広いのもポイントですね。
一方で、昇降範囲が69cm〜と下に狭く、また定価53,900円と性能に対して高すぎます。
どうしてもE7と比べてコスパが悪すぎると考えるため、この順位に落ち着きました。
10位:FlexiSpot UD4W
FlexiSpot UD4Wは、大容量の引き出しがついた珍しいモデルになります。
天板は備え付けで幅120cmの普通サイズ。本格的なデスクワークには少し小さめでしょうか。
シングルモーターのため、静音性と安定性にはやや欠けるのがデメリット。
さらに、昇降範囲が75cm〜とかなり人を選ぶほか、耐荷重が40kgとかなり小さいというデメリットもあります。
極め付けは本体重量が約46.1kgとさすがに重すぎます。クイーンマットレスくらい重いので、まず動かせないでしょう。
定価も55,000円と高いことから、おすすめできないモデルになります。