- FlexiSpotが気になっているけど、組み立てが不安…。
- ひとり暮らしで手伝ってくれる人がいない、DIYが得意じゃない
- クロネコヤマトの有料組み立てサービスあるって聞いたけど、実際どうなの?
FlexiSpotはいつでも立って作業することができ、かつ座り位置も最適化できることから、年代や性別に関係なくデスクワーカーに人気のデスクとなっています。
しかし、女性のひとり暮らしや腰痛持ちの方などは、組み立てに不安がある方も多いと思います。
私自身、非力であることやDIY未経験だったこともあり、FlexiSpot E8を買ったときはらくらく家財宅急便を依頼しました。
【FlexiSpot E8】メリット・デメリットを解説!本音の評価とおすすめポイントそこで、今回は組み立てが不安でFlexiSpotの購入を迷っている方のために、らくらく家財宅急便のレビューをしていきたいと思います。
この記事を読めば、「自分は有料組み立てサービスを頼むべきか」がわかるはずです。
らくらく家財宅急便について
本来、らくらく家財宅急便とは、ヤマトホームコンビニエンスが引越しの際に家具などを配送してくれるというサービスになります。
ですが、FlexiSpotなどの組み立てが必要な家具メーカーと提携して、配送に加えて有料で組み立てを行ってくれるサービスも提供しています。FlexiSpotの有料組み立てサービスは、6,600円で注文することができます。
ちなみにこのとき、らくらく家財宅急便の依頼人は私たち購入者ではなく、FlexiSpotになります。
このため、一度組み立てサービスを注文すると、返金を含むキャンセル処理をお願いするときはFlexiSpotに問い合わせなければなりません。
返金がなくてもいいから組み立てをキャンセルしたいという場合はヤマトホームコンビニエンスへ、配送日時を変更したい場合はクロネコヤマトへそれぞれ問い合わせが可能です。
なぜ、らくらく家財宅急便を使うのか?
らくらく家財便を使う理由はいくつかあります。
まず、前提としてFlexiSpotは組み立てが必要なDIY商品になります。
天板は約20kg、フレームは約30kgほどになります。これらを自室まで持っていき、組み立て、そして最後にひっくり返して移動させることになります。
かなりの力が必要ですし、一人での作業は危険が伴います。
このことから、女性の方、一人暮らしで手伝ってくれる人がいない方、腰痛持ちの方にとって便利なサービスと言えるでしょう。
また、上位機種であるE7やE8は、天板のサイズを自由に決められることから、ビーム位置にあるビス留め箇所に下穴が空いていません。場合によっては、天板取り付け箇所にも下穴が空いてないことがあるようです。
このことから、完成させるには電動ドライバーが必要になってきます。
普段DIYをやらない方からすると、「難しそう、自分にできるか不安」と思うと思います。このように完成できるか心配な方にも便利なサービスとなっています。
ちなみに、電動ドライバーをホームセンターで借りたら600円ほど、買ったら4,000円ほどかかります。このような費用面での負担も、有料組み立てサービスではありません。
天板入荷日が一週間後!組み立て配送はどうなる?
私がFlexiSpot E8と160cm天板を同時に購入したとき、天板は1週間後の入荷となっていました。
この場合、「FlexiSpotの脚だけが先に届いて、天板はあとから届くの?組み立てはどうなる?」と思いますよね。
実際には、埼玉県にあるFlexiSpotの倉庫ですべてのお届け商品が揃った上で、クロネコヤマトの所沢支店に出荷されました。
配送中のやりとり
お住まいのクロネコヤマト支店に商品が到着すると、今度は配達員の方から連絡がきます。
FlexiSpotでは日時の設定ができないため、配達員さんとの電話でのやりとりで組み立て訪問の日を決めることになります。
私の場合は土曜日の15時ごろに連絡がきて、「今から伺ってもいいですか?」という連絡がきました。この連絡自体は突然きます。私はそのとき用事があったため、翌日の日曜日に日づけを変えてもらえました。
7日間の保管期間があるので、週末などに設定することができるかと思います。また、お届け時間も18〜20時というのもあるので、全く都合を合わせられないというわけでもないでしょう。
デメリットとしては時間を指定できないことです。
私は「日曜日の時間指定なし」でお願いしました。
午前10時前に一度着信があったのですが電話を取れず、着信から10分後にかけ直しましたが出てくれませんでした。午後にもう一度掛け直しましたがこれもダメで、結局かかってきたのは16時ごろ。
「18〜20時に伺ってもいいですか?」との電話でした。最終的には19時半ごろの組み立て開始だったと記憶しています。
このように時間指定ができないことから一日中待つことになってしまいました。
実際にFlexiSpotを組みたててもらった
まず、私の自室がある2階まで、すべてのパーツを運んでくれました。階段をのぼって持ってくるだけでもかなり大変なので助かりました。
最近、机や棚を処分することがあったのですが、家具のサイズが大きいとたったの10kgでも階段はしんどいです。
私が購入したFlexiSpotの天板は約22kgあったので、この作業を任せられたのはよかったです。
次に、組み立てに入ります。作業する方にとってもFlexiSpotの組み立ては初めてだったようです。説明書をみながら2人で組み立てが始まりました。
初めてとはいえ、手際よく次々にパーツがはめこまれ、ビス留めされていきます。
ちなみに、説明書に書いてあること以外のことは要求できないので、鬼目ナットの打ち込みはできません。
ビームを固定する2箇所については下穴が空いておらず、「下穴なしでネジを打ち込みますか?」と確認がありました。
私はドリルで下穴を開けてくれると思っていたのですが、聞いてみるとドリルは持っていないそうです。
私の場合はあとから下穴を開けることにし、そのままにしておいてもらいました。
実際に出来上がってずっと使っていますが、ビームの箇所は固定しなくても普通に使えています。しっかり安定しているので、私はこのまま使っていこうと思います。
最後に、リモコンの位置を左右どちらにするか聞いてくれます。電源は左にくるので、それに合わせて左にすると配線がすっきりしますよ。
私の場合はマグネットでビームに取り付ける予定だったので、ビス留めはしないでもらいました。
組み立て後は段ボールなどのゴミをすべて持ち帰ってくれます。ここまで所要時間は25分でした。
届いてすぐに使い始めることができるのは嬉しいですよね。
ただ、最後に確認したところ、ビスと天板の間にかませるゴムワッシャーがひとつ忘れられていました。
使用していて不具合はないですが、全くミスなくつくりたい場合は自分でやるのが良さそうです。
らくらく家財宅急便のメリット・デメリット
らくらく家財宅急便を実際に利用してみて、以下のようなメリットがあると感じました。
- 重いパーツをすべて指定の場所まで運んでくれる
- 組み立てを任せられ、時間と労力の節約に。
- 約20分で組み立て、届いてすぐ使える
- 電動ドライバーを買う必要がない
- 開封後のゴミを持ち帰ってくれる
やはり、一番のメリットは自室まで運んでくれて、組み立て、設置をしてくれるというところです。
FlexiSpotは合計50kgを超えるほど重く、ヤマトの方ですら2人で組み立てるほどです。
このことから、一人暮らしの方や、女性の方にとって、特に便利なサービスだといえます。
次にらくらく家財宅急便のデメリットや注意点をまとめます。
- 組み立て訪問の時間指定ができない
- 下穴を空けてくれない
- 組み立ての小さなミスがあることも
個人的に一番不便だなと感じたのは時間指定ができないことでした。
私の場合は午前10時ごろに電話がきたのですが取れず、そこから16時ごろまで連絡がないままだったので、一日を潰すことになってしまいました。結局来たのが19時半ごろなので、この日は外出することができませんでした。
また、作業員の方がドリルを持っていないということで、下穴が空けられなかったのも残念でした。組み立て自体は簡単そうで、これならDIY初心者でもできるなと感じました。
最後に、ゴムワッシャーをひとつかませ忘れるという組み立ての小さなミスもありました。完璧にミスなく組み立てたいなら、自分でやるのが吉です。
らくらく家財宅急便はどんな人におすすめ?
らくらく家財宅急便はこのような人におすすめです。
- 一人暮らしの方
- 女性の方
- 腰痛持ちの方
- 非力な方
- 一軒家などで2階に持っていく必要のある方
- 本業に集中したい方
- 電動ドライバーを持っていない方
一人で作業しなければいけない方や、腰痛を持っている方は、怪我のリスクが高まるので無理せず組み立てサービスを頼まれた方がいいかもしれません。
また、私のように2階の自室に持っていく必要のある方も大変な作業になるでしょう。
そして、組み立て時間がもったいない、本業に集中したい方も当てはまります。
- 2人以上で組み立てられる人
- 夜や土日は外出していることが多い
- 組み立て料金を節約したい人
- 自分でカスタマイズや組み立てをしたい人
まず、2人以上の人員がある場合は、非力であってもなんとか組み立てられるでしょう。組み立てサービスを使う必要はありません。
そして、平日夜や土日に外出をしていることが多い方には、らくらく家財宅急便はおすすめできません。日にちの希望は配達員に伝えることができるものの、時間の指定ができないからです。つまり、組み立てに来るまで外出ができないというデメリットがあります。
そして、組み立て料金6,600円を高いと感じる人もいるでしょう。実際、組み立てをお願いするよりも天板にお金をかけたいという人も多いです。自分の状況と合わせて考えましょう。
最後に、自分の理想のデスク環境をつくるために純正以外の追加パーツをつけたい、鬼目ナットを打ち込みたいなど、カスタマイズをしたい人にもおすすめできません。